わさび漬について

増田屋のわさび漬

静岡県の豊富な湧水を生かしたわさびを使用

当店のわさび漬は静岡県でも豊富な湧水を生かしてわさび栽培が盛んな天城山系のわさびを使用しています。
酒粕は白く風味豊かな吟醸酒以上のものを使用し、わさびの鮮烈な辛味と吟醸粕の香りが最大限生きるよう調製しています。

食通も愛するわさび漬の魅力

わさび漬けを一層おいしく楽しめるような、耳寄りの情報を紹介していきます。
日本に数あるお漬物の中でも、わさびのぴりりとした辛みを堪能できるのが特徴。
わさびを刻んで粕漬にしたシンプルな食べ物ですが、旅の土産などでもらって、その味わい深さのとりこになったと言う方も多いです。
今回は、その魅力や歴史、美味しい食べ方などについて見ていくことにしましょう。

わさび漬けの味わいと作り方

酒粕

ならではの味わいに触れる

日本で親しまれているぬか漬けや沢庵漬けに比べると、わさび漬けは味わいにインパクトがあり、珍味に近い立ち位置と言えそうです。
しかし、いったん口にしてみると、その「くせ」のある味わいが、すっかり気に入ってしまったと言う方は少なくありません。
わさびの清涼感のある辛みが、まったりとした酒粕の旨味によって程よく中和され、奥深い味わいを醸しています。

鼻腔を刺激する、ツンとした軽い余韻が残るのも、この食べ物ならではの魅力でしょう。

受け継がれてきたシンプルな作り方

奥深い味わいの漬物ですが、作り方は至ってシンプルです。材料はわさびと酒粕の他、調味料として塩や砂糖などを用いるのが定番。
まず、わさびは茎と葉を洗って細かく切り、塩を用いて下処理をします。
後は、砂糖やみりんなどで味を調えた酒粕に、水分を取り除いたわさびを漬け込むと完成です。

現在は製法にも試行錯誤がなされており、わさびの香りを逃がさない為の工夫や隠し味が用いられるなど、製造者によって味に違いが出ています。

わさび漬けの歴史とバリエーション

わさび 歴史

完成するまでの紆余曲折

今に伝わるわさび漬けは、1751年から12年間続いた、宝暦の時代に完成したとされます。
当時、静岡市の一部で親しまれていた、わさびの糠漬けをヒントに作られたそうです。当初は味噌や塩に漬け込む方法が試されたようですが、最終的に酒粕に漬け込む方法が考案され、今に至ります。全国的に知名度が高まったのは、それから1世紀以上も経ってからのことです。

日本最古の鉄道路線とも言われる、東海道本線が1889年に完成したのを機に、乗客に販売したのが奏功し、人気が高まったと言われています。

広がるバリエーション

わさび漬けは日本各地に広がっており、地域によっては数の子を入れたりと、バリエーションは豊富です。
長野県では酒粕を使わない味噌漬け、四国では醤油漬けも楽しめます。

美味しい食べ方と健康効果

わさび漬 かずのこあえ

試してみたい食べ方が多数

わさび漬けはご飯のお供にしたり、酒の肴として、そのまま食べるのも一般的でしょう。
しかし、その味わいは多彩な食材とマッチするため、色々試してみると、お気に入りの食べ方が見つかるかも知れません。まず、比較的ポピュラーなのが板わさと呼ばれるものです。こちらは蒲鉾にわさび漬けを添えて味わいます。竹輪やハンペンとの相性も良いようです。
他にはキュウリや長芋に和える方法も、人気があります。変り種としては、ディップソースにしたり、トーストのトッピングに使うことも可能です。

実は健康効果が高い

まず、わさびに含まれる辛みや香りの成分に、多彩な効果があります。動脈硬化やガン予防に役立つとされる他、研究から記憶力の回復効果も認められました。
次に酒粕ですが、こちらも健康に寄与する成分が幾つかあります。ビタミンBや食物繊維を豊富に含むため、美容にはうってつけ。また、骨粗しょう症に関係すると言われる、カテプシンLの働きを弱める成分が含まれるため、予防効果が注目されています。

美味しいわさび漬けを探そう

わさび漬けについて、色々な角度から魅力を紹介してきました。愛好家の方、興味がある方の参考になれば幸いです。

現在は、わさびや酒粕の名産地の他、地域によって多彩な製品が誕生しています。旅行の際に買い求めるのも良いのですが、オンラインで銘品・珍品を取り寄せるのも楽しいものです。この機会に名品やオンライン販売について、チェックしてみては如何でしょうか。

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